四畳半神話大系完

見終わってタイトルの意味もスッキリわかった

前に書いた感想は的外れもいいところだったね

でも途中まではあえて的外れな感想を持たせるような
作りになってたと思う

緻密だね、さすが賞取る作品は違うね

最後は何もしない未来を選んだ主人公の世界

なぜか四畳半に閉じ込められて
他の選択をした自分のパラレルワールドを
見て回ることになる

どのサークルに入ったとしても
想像していたバラ色の大学生活とは
かけ離れた生活を送っていた主人公

どの世界でも最後には必ずもう一度最初から大学生活を送りたい
と願うほど後悔してる

そんな他の世界の主人公の様子を見た
何もしない世界の主人公は
「バラ色とは言わないものの
どれも楽しみに満ちた素晴らしい世界だ」
と心の底から思う

きっとそういうことなのでしょう

このアニメの伝えたいことは言ってしまえば
「平凡な毎日がいかに素晴らしいか」
って平凡な言葉に行きつくと思う

でもそんなありきたりな言葉がすごく身に染みる

すごいアニメだな

見終わってから主題歌だった
迷子犬と雨のビートを聴くと
本当に染みる

今まで平凡な毎日と戦ってたゴッチが
初めて何もない日常を肯定したというこの歌の
意味がすごくわかる

♪僕たちの現在を繰り返すことだらけでも
そういつか君と出会おう
そんな日を思って日々を行こう

他の世界では散々迷惑をかけられた悪友の小津君を
何もしない世界で関わりのなかった主人公は
親友だと感じる

何もしないことが一番ダメなのだと

いかに損ばかりしたとしても
一緒に何かをしようと誘ってくれる人がいることが
どれだけ幸せなのことなのか

そのありがたみを知ることもできた

絵も動きも面白いし
パラレルワールドならではの伏線も多いし
すごく楽しかった

小説も読んでみたいな

午後はバイトして夕飯食べてももクロ見て終わり

半日経ってもずっと四畳半を引きずって
何もない日常に感謝☆ってテンションだわ

すげーな、すごい作品の影響力

おわり

日記その2