日記 その2

ザ仏教海賊団から引っ越ししてきました

孫、浦沢、平田オリザ

今日は暇を謳歌する日

 

勉強になることが多すぎて上手くまとめられないかも

ってくらい色々刺激を受けた

 

まずはソフトバンク孫社長株主総会の演説が

Ustreamのアーカイブで残ってたので見た

 

2009年に発表したもので今後30年の計画を話す

という内容だった

 

話の内容がわかりやすく現実的で理論的で

なのに壮大で面白かった

 

なにより日本で一番の大企業になりつつある会社の社長が

どれくらい先を見て、どんなことまで考えているのか

それに触れられたことが何より大きいと思った

 

300年先の世界はどうなってるのかね

 

動画と書き起こしが載ってるサイトがあったので

メモ代わりに残しときますね

 

ソフトバンク孫正義社長による「新30年ビジョン」書き起こし Part1 | kokumai.jpツイッター総研

 

あとは録画してた番組を見る

 

浦沢直樹の漫勉は面白かった

 

漫画家の作業場にカメラを置いて漫画を描く様子を撮って

後日、それを見ながら浦沢と撮られた漫画家で話すって内容

 

漫画家ってあんな凄い絵がさらさら描いてて感動するし

一般人には知りえないマニアックな苦悩もいっぱいで面白かった

 

漫画家がどんな話の内容にするかを悩むのはよく聞くけど

この番組はそこには全く触れてなくて

実際に描く作業場での様子だけ切り取られた番組で

それがわかった今だからより一層漫画読むのが楽しくなりそう

 

あとは「文藝別冊 平田オリザ」を読んだ

 

劇作家の平田オリザさんを特集した雑誌

ももクロの映画の原作者ってことで知り

色々なインタビューを読むうちにすごく興味が湧いて

雑誌を買うに至って、ようやく読み始めた

 

演劇をほとんど見たことないのでいかにすごい人なのか

わからないんだけど、それでも面白い話が多かった

 

ロボットの研究してる教授と協力してロボット演劇に

何年も前から取り組んでいてすでに5つ程発表している

 

ロボットが登場人物になってセリフも言って

1人の演者のように扱われる

 

元々、この平田オリザさんという人は

「完璧に構築された外的な要因だけでリアルは作れる」

という理論を持ってる人だった

 

「人間の内面がきちんとあるからリアリティが出る」

という今までの常識を覆して

「関係ないことを思っていても表情・発声・体の使い方次第で

リアルな感情を表現できる」

と理屈を突き通していた

 

今回、ロボットには感情がないのにその演技でお客さんは泣いた

このロボット演劇を通してこの理論が証明されたんだ

ということを書いてあった

 

昔から自分はなんとなく人の気持ちを理解するのが苦手だし

「こういう行動をすると周りはこう思う」

って覚えて行動するタイプ

 

嬉しい気持ちを伝えるのに、嬉しい気持ちはいらなくて

嬉しい気持ちを表現できさえすればいい

っていうのはこれからすごく考えるかもしれない

 

もう一つは日本語教育について

 

「その竿を立てて」で竿を強調したいときに

竿にアクセントを置いて言う、と習う

 

でも実際発語するときには

「竿竿竿、その竿、竿立てて」

と繰り返し言うことが多いはずで

むしろアクセントで伝えると「くどい人」だと思われがち

 

なんでアクセントで強調する指導が多いかというと

ヨーロッパやアメリカの演劇教育を無批判に取り入れ

日本語の特徴に関する検証を怠ったからで

それが今なお根強く残ってるからだろう、と書いてあった

 

欧米は指示代名詞を使いたがって同じ単語を繰り返すを

嫌う傾向があるし、文法的にも難しい

 

そういうことがあるので日本語教育をするときは

もう少し日本語に合ったものを考えなければならない

って感じで話が進んでいく

 

演劇の本を読んでたはずがいい勉強になりました

 

明日は数学の勉強しよう

 

おわり