日記 その2

ザ仏教海賊団から引っ越ししてきました

秋田1人旅その2

秋田駅近くの快活clubは近いと言っても

歩いて駅から20分くらい離れてる

 

もっと駅の近くにネカフェあったんだけど

快活に行きたいっていう謎の意地でそこに行った

 

金井:朝起きて電車の時間ギリギリになって

爆走してるときはなんで意地張ったんだろって

ひたすら思ってましたね(苦笑)

 

男鹿線に乗って終着駅の男鹿駅へ

 

駅を降りると待合室で甲子園をやってて

秋田代表の試合の終盤だった

 

8回に追いつかれて延長戦になるものの

また突き放して勝利

 

秋田の地で秋田の勝利を一緒に祝えたようでちょっと楽しい

 

駅の近くを少し散策したけどさっぱり楽しくなかったのに

乗りたい電車まで4時間あった

 

どうしたものか思案した結果、駅のレンタルサイクルで

海沿いをサイクリングすることにした

 

これが大正解だった

 

気持ちいい晴天の中、海沿いを片道1時間30分こぎ続けた

 

途中、鵜の崎海岸にはたくさんの家族連れが

海遊びしたりバーベキューしたり楽しそう

 

終着点にしたゴジラ岩は秋田の端っこ

 

ゴツゴツした岩の上を歩いて行けるところまで行くと

180度以上海に囲まれてて

座って静かにしてると旅してるなって気分になれた

 

いつまでのんびりしようと思ったけれど

すぐに飽きてしまったので帰る

 

のんびりするのは布団の上だけでいいや

 

帰り道に屋台で売ってたババヘラアイスを食べた

目標にしてた秋田名物コンプリート

 

レンタルサイクルはこんな長距離を想定してないらしく

借りる時にパンクしたらどうしようって言われたけど

意外と?丈夫で最後まで快適サイクリング

 

景色も最高だし天気も良くて風もとっても気持ち良かった

 

写真も少し撮ったけど、それを見せても

他の人とはなかなか共有出来ない思い出なんだろうな

 

文才、しゃべるスキル、ボキャブラリー

全部足りないと痛感するね

 

帰りの電車は少し遠回りだけど

酒田を通って海に沿って帰ることにした

 

海なんてさっきまで散々見ただろって思ってたけど

それまで遠くの山とか木しか見えなかった窓の外の景色が

パッと全部海になる瞬間、すごく感動した

 

線路が少し高いところにあるから海を見下ろす感じが

さっきまでとは違ってて、余計海を広く感じた

 

景色に感動するのは、今回たくさんできたから

もうしばらくはお腹一杯って感じだな笑

 

海を離れてからは氷菓の2作目を読んでた

 

最後まで読み終わって

なんだこの俺の好みを凝縮したようなミステリーは!

と思った、最高に面白かった

 

余目駅で降りて遅い昼食でラーメン食べたあとは

もう窓の外は暗くて何も見えなくなったので

秋田駅で買っておいた別の本を読む

 

前から読みたかった能町みねこさんの「お家賃ですけど」

 

普段の毒舌な感じとかくだらない妄想トークとかは少なくて

ほのぼのと日常を語る日記のような本

 

風景描写とか小さな気持ちを語る感じとか

大声で共有できるものじゃなかくて

しみじみいいなぁと思った

 

この日記はその影響を大きく受けています

 

電車の中で本を読んでいると向かい座ってる女子たちが

「うわー」と声を上げながら窓の外を見てた

 

何かと思って外を見てみると花火が上がってた

 

二日間の旅の締めが花火とか出来すぎだな

すごく綺麗だった

 

無事帰宅して急に疲れに襲われる

でも楽しかったな

 

おわり