5限はインドネシア
昨日の嵐のような天気からうってかわって
からりと晴れた穏やかな午後だった
そんな天気とは裏腹に私はせっかちに
エレベーターの数字を睨みつけていた
4限を長引かせた教授に腹を立てながらも
急いで5限の教室へと向かう
軽く息が上がっているのを感じながら
ゆっくりと教室の扉を開けた
ギーという不愉快な音に舌打ちをして教室を見回すと…
…そこには誰もいなかった
あの三つ編みの印象的なメガネの女子も
近くの高校から来てる男子高校生も
同じ授業を受けてるはずの友達も
この授業の教授ですらそこにはいなかった
私はさっきまでとは違う緊張をまといながら
どうするべきかと思案を巡らせる
黒板に指示が書かれていないのか
教室変更のメモが貼り出されていないか
辺りに同じように戸惑っている人はいないか
確認したが何も手掛かりは残されていなかった
そうだと思いたって、今思えばなぜ最初に
そうしなかったのか疑問が残るのだが
同じ授業を受ける友達へ電話をかけた
その友達は2,3回ほどのコール音で、
比較的早くその電話に出てくれた
「どこにいる?教室場所変わった?」
取り乱している私の文法を無視した問いにも
友達はあたかもこの状況を予期していた
かのような冷静な態度で応じてくれた
「図書館のアカデミックリンクだよ」
アカデミックリンクという聞き慣れない
言葉は置いといてどうやら図書館にいる
という大まかな目星をつけて急いで大学構内を走り抜けた
図書館に入ってからまた教室を探さねばならないと
覚悟していた私の予想はあっけなく裏切られた
入口のすぐ横に友達はいた
図書館内でひときわ雑音の多いその空間は
否が応でも私の注目を集めた
プリントを取り席に着いてようやく
落ち着いた時間が過ごせると安堵したのも
束の間だった
授業をしている教授に見覚えもなくむしろ違和感を感じた
今日の教授はインドネシア人だった
もうこの文調終わりにします
桃太郎を村上春樹が書いたら っていう
文章を読んで面白かったので真似しました
あっ、俺は村上春樹読んだことないので
今回の文調も別に村上春樹を意識したんじゃありませんよ
急遽、授業内容を変更してインドネシアの
教授による授業になったそうです
全部英語で授業は進んでいったので
ちんぷんかんぷんだった
最初はその教授がやってることの説明で
後半はインドネシアの留学生も交えて質問会をした
みんな英語で質問しててかっこよかった
今インドネシアは経済的に急成長してるってことは知ってるけど
それを実際にインドネシアの人から聞くことで
印象も理解の深さも変わった
国際的な視点 を少し体感できた
あと英語の勉強頑張ろうと思った
夜バイトが終わって帰ると相部屋が部屋の電気消して寝てた
まだ11時なのに早くね!?とは思いつつも
静かに飯食って食器洗って風呂はいって歯磨いて寝る
帰宅から寝るまでわずか30分
おれ、偉い、すごく、偉い!
まあ布団入ってからずっとこれ書いてて
1時を回ってしまったんですが
明日は一橋大とのサドンデス
勝って残留、飲み会だぁー!
おわり