健闘を祈る
2010,01,15, Friday
1 絶対、緊張する。
緊張しない奴などいない。みんなが、みんな、緊張している。
緊張しない方法をむやみに探すよりも、緊張することを受け入れよう。
2 となりの席の人は秀才ではない。
絶対に、頭が良さそうに見える、となりのひと。
となりのひとが使っているノートがちらっと視界に入る。
メモがぎっしり。めちゃくちゃ勉強してる。やばい。
…なんて思わなくていい。となりの席の人が秀才とは限らない。
3 マークシートはまよったら3
なぜか。縁起がいいから。長嶋茂雄の背番号だから。
別に3じゃなくてもいいけど、自分で決めておくといい。
自分にとって1が縁起がいいと思うなら1。
変に迷っても時間の無駄。まったく手に負えない問題だったら、
答えっぽいものをいくつか選んで、そのなかからカンを働かせて。
いざとなったら超能力で乗り越えろ。
人生を左右する舞台なんだから、普段、体内に隠されていた能力が
一瞬だけ開花するかもしれないじゃん(笑)カンは大事。
4 便所には行っておこう。
試験の合間、単語帳を何度も見直すのもいいけれど、
少しでも気になったら便所も行っておこう。
普段感じない緊張感のなかで、通常より格段と早いスピードで
尿意という名の悪魔が君を襲う危険性もある。
はやめに、あいつを片付けておこう。
5 試験と試験のあいだの休み時間、最後の1秒まであきらめるな。
4と少し矛盾もするが、便所に行きつつも、試験開始1秒前まで
ノートなり単語帳なりを見返そう。
これは実際に多くのひとが経験しているが、
「さっき見たとこ」がでることって意外にある。
1秒前まで、あがこう。あがきまくろう。
その姿を見て、となりの席のひとが、「やばい」とあせるのだ。
6 ”漢字が変になる瞬間”は”感じ”を大切に。
多くのひとが経験する試験中の恐怖体験。漢字が変になる瞬間。
答案に「徳川家康」と書いたとする。
あれ…、ちょっと待てよ。「徳」っていう字、こんなかたちしてたっけ?
あれ、もう1本、横棒なかったっけ?あれ、あれ?
極度の緊張感ゆえに、普段書き慣れている漢字が、
すごーーく変な字に見えてくる、「漢字が変になる瞬間」
漢字間違えは、答案での代表的なミス。
あれ、あれ?こんな字だったっけ???普段では絶対まよわない、
何も考えないでもすらっと書ける漢字が、おかしく見える。
こんなときは、一旦、別の問題を解いてから、あとで戻って来て、
何も考えないで、すらっと書いてみよう。
頭では覚えていなくても、手では覚えていたりする。
目をつぶって書いてみてもいい。そのいつも書いている”感じ”を優先しよう。
それでいいんだ、しゃしゃしゃっと書いておこう。
なんとなくでいい。これまで何度も書いてきた文字の
”なんとなく”はすごく信用のできる”なんとなく”なのだ。
自分を信じよう。
7 書け。とにかく書け。
わからなくても。とにかくなんか書こう。
なんか書いたら点数になることもある。
とくに論述形式の問題は、少しでも書くことが大事。
数学の論述問題なんか、最初の式だけでも書こう。
特に明らかに難易度の高い問題のときは書こう。とにかく書こう。
難易度が高い問題は、まわりも書いていない可能性が高い。
最初の式を書くだけで、一歩リードできるときも稀にありえる。
最後に…
頑張ってきた、自分を信じよう。
試験の当日。問題用紙を目の前にして、
「自分は完璧に準備をしてきた。すべてオーケー、絶対に大丈夫だ。」
なんて思えるひとなんてほんのわずかだ。
だれだって「準備不足かもしれない…」
「あの分野、結局苦手のままで、当日を迎えちゃった…」
「単語帳…全部は覚えられていない…」なんて、
自分の足りないところばかり考えてしまうものだ。
多くのひとが、まだ完璧じゃない…って思いながら、
試験当日を迎えているんだ。君もそうなのかもしれない。
でも、君はがんばった。
意外に自分自身では気づいていないかもしれないけれど、君は頑張ったのだ。
これからの人生で、あれほど長い時間、
ひとつのことに力をかける経験をすることは、そんなに多くはない。
めっちゃ、がんばったのだ。君は認めないかもしれないが、
いつか君自身も、認める日がくるだろう。
信じられないなら、今日眠る前、今まで何度、予備校に通ったか、
何度、授業を受けたか、何ページの教科書を読んだか、
参考書を読んだか、問題集をこなしたか…。
すべて数えてみるといい。
数えきれないから。
すっごい量、君は勉強してきたのだ。充分に頑張った。
解けない問題だって、そりゃあ、ある。完璧ではないことはたしかだ。
でも、頑張ってきた自分を信じよう。
やったぶんだけ、必ずできるのだ。
なんとかなることはなんとかなる。
さぁ、深呼吸して。試験に臨もう。
健闘を祈る!!!
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これはいきものがかりの水野さんのブログです
向かって左側にいる人ですね
水野さんは仮面浪人を経験して
明治大学から一橋大学に入ったすごい人
仮面浪人とは、大学に入学・在籍しながら、それとは別の希望する大学や
希望する学部の入学試験のための勉強をしている状態にある
学生受験生のこと
大学の講義も受けてたうえに予備校行って 家でも受験勉強する
やはり浪人生だから親に金銭的に迷惑をかける
加えて他の大学に入る勉強をしているから明治大学ではほとんど
友達に話と気まずいから言えず孤独
予備校は全員黙々と勉強してるから孤独
そして毎日3時間睡眠で勉強漬け
プレッシャーも気力も尋常じゃないわけですよ
それを1年間続けてやっと合格した水野さん
その人が↑のこと言うわけですから信じられる
来年これ読も
おわり
p.s.
時間のある方は2008年1月20日の
水野さんのブログを見てください
仮面浪人時代の話が詳しく書かれてます
昔のブログなんでちょっと探すの大変かも