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日記 その2

ザ仏教海賊団から引っ越ししてきました

最終講義

今日は日中課題レポートを進める

 

思ったよりサクサク進んで半分くらい終わった

 

夜は稲葉教授の最終講義

 

理学部の一番大きい教室だったんだけど

そこが満員になるくらい人が来ていた

 

講義とはいうものの稲葉教授の歴史を振り返る話だった

 

なぜトポロジーを選んだかというと

計算が苦手だったから

 

なぜ葉層構造をやったかというと

入ったゼミの担当教授の専門だから

 

どうやら高い理想を追ってたとかではないらしい

 

それでも40年葉層構造の研究をやり続けたのがすごい

 

教授は自分のことを「あきらめない亀」だと言っていた

 

天才のうさぎが世界中あちらこちらにいる中で

コツコツ進めていく、それしかできなかったと

 

童話と数学の世界の違いは

コースとゴールは自分で決めて良いところ

 

極端に言えば自分が作ったコースで

自分しか参加していなければ1位になれる

 

とはいっても観客の誰もいないコースはやっぱり寂しい

とも言っていたけど

 

教授が自分自身の自己評価もしていた

 

「大定理を見つけるなど画期的な活躍はできず

今後の大波に飲まれて消えてしまうような物ばかりで

大変渋い評価をせざる負えない

 

ただ反例など消えないものもいくつか作れたので

そこで評価してもらえたら良いなと思います」

 

40年やってもそうなのか、本当に大変だ

 

最後に担当した学生の研究一覧を出してくれた

 

稲葉先生の専門は葉層構造って分野で

自分の修論も葉層構造なんだけど

葉層構造を研究したのは学生を持った20年間で

自分しかいなかった

 

当然みんな葉層構造をやっていると思っていたので

なんか衝撃だった

 

講義の後は謝恩会

 

8000円もかかったのにビールだけで料理も多くなくて

がっかりした

 

しかも知り合いが0人でおじいちゃんばっかりだった

 

ちょっとしんどかったけど、稲葉先生は喜んでくれたから

それだけで参加した意味がある

 

今度稲葉先生とサシで飲むことも決まった

 

それは楽しみだ

 

おわり