日記 その2

ザ仏教海賊団から引っ越ししてきました

怒り

今日は朝の割と早い時間からおばあちゃん家に行って

大掃除とまではいかないもののしっかり掃除する

 

結構しっかり二日酔いだったのでしんどかったけど

指示されたことはちゃんとこなした

 

毎年やってるからだんだん窓ふきもうまくなってきたぞい

 

夜はおばあちゃんの愚痴を聞く

 

ずっと可愛がってたおばあちゃんの姪っ子が亡くなったのが

すごく衝撃的で愚痴らずにはいられないかったらしい

 

おばあちゃんより12個下の姪っ子とはいっても76歳なのでいい年

 

でも自分も含めてまさかこんなに早く亡くなるなんて思わなかった

 

おばあちゃんは兄妹の一番下で昔は兄からいつもからかわれて

嫌な思いをしていたらしい

 

それで一番上のお姉さんが子供を産んだあと

妹のように可愛がっていたのがその姪っ子

 

生まれてからこの年までなので70年以上ひたすら可愛がってきて

育てる責任もないから、自分の子供とは違う愛情の注ぎ方を

ずーっとしてきたんだとか

 

そんな姪っ子が亡くなっておばあちゃんが思ったことは、

「腹立たしい」と「しっかりしろ」だったとか

 

これがすごい不思議で、結局最後まで腑に落ちなかった

 

今まで出てきた葬式では悲しいとか寂しいとか

そういう感情になっていたのに

今回怒りの感情しか湧いてこなくて、こんなのは初めてらしい

 

強がりでもなくて、純粋に怒りらしい

 

全然理解できない、難しい感情だなぁ

 

妹とか昨日会った小関がもうすぐ死んだとして

そう思うだろうか、と想像してみるけど

怒りにはならない気がする

 

おばあちゃんにも姪っ子にもちょっと良くない例えだとは思うけど

お気に入りの人形が勝手に壊れたような感じなのかなぁ

 

支配は言い過ぎだけど、長年自分の手の中で可愛がったものが

自分の意志とは裏腹に消えたみたいな

 

違うかな

 

そもそも失礼だな、これは

 

ああ、なんでおばあちゃんはそう思うんだろうな…

いつかわかる日が来るんだろうか…

 

おわり