日記 その2

ザ仏教海賊団から引っ越ししてきました

TAMA映画祭、VR、小平は脇役

昨日の深夜まで戸村の家でゴロゴロしたので

寝たのは3時くらい

 

でも今日は朝6時半に起きた

 

なぜか、TAMA映画祭があるからだ!

 

なぜTAMA映画祭に行くのか

 

「幕が上がる」を上映するからだ!

 

話は遡って1か月前

 

ももクロの情報を眺めてたら、ある映画祭で

幕が上がるが上映するということがわかった

 

幕が上がる好きだから見たいし、もう一つ映画見れるのに安いし

OB戦のあとの飲み会帰る言い訳になるかな笑

みたいな感じで申し込む

 

申し込んだ二日後、映画後のトークショーに監督と

百田夏菜子が来ますとアナウンス

 

えっ、ラッキー!めっちゃついてる!

 

ということで今日は映画2本とももクロトークショーのため

この映画祭に来たわけです

 

向かいながらTwitterで調べたら、開場の3時間前には

もう人が集まってたみたいで整理券の配布が2時間前倒しになってた

 

元々も9時から整理券配布とかで早いなと思ってたのに

それより2時間早いってどういうこと?笑

実行委員さんの苦労を思うと辛いなぁ

 

自分は9時過ぎくらいに行って整理券もらった後は

上映までふらっと散歩

 

すごく天気が良くて空気も気持ちいいし

川沿い歩いてる時は結構幸せだった

 

ちなみに聖蹟桜ヶ丘駅が最寄りだったんですが

集めてる「あさひなぐ」って漫画の主人公の最寄り駅でもあって

地味にテンション上がりました

 

さてさて映画が始まると200人くらいの映画館に

ガチのアイドルオタクっぽいおっさんがいっぱい集まってた

 

初めて、この人たちと一緒と思われたくないって思ってしまった

 

ももクロの大きなライブだとカッコいい人も綺麗な人も

結構いて今までは全然思わなかったんだけど、

今日は少なかったしマニアックなイベントだし

そういう場所とこうなるんだね

 

いや、ダメな気持ちなのはわかってるんだけど

見た目を良くする努力を放棄してさらに胡坐かいてるような

デブなおっさんが多くて…

 

なんかアイドルの大変さをリアルに想像した

 

さて映画は「幕が上がる」と「私たちのハァハァ」の2本

 

幕が上がるはやっぱり良かった

登場人物の心情とか色々わかってたつもりだったけど

見たらまたわからないところがあって考えさせられた

 

問題は「私たちのハァハァ」ですよ

 

これ、すごかった!

 

クリープハイプが好きな福岡の女子高生4人が

ライブを見に行くために東京を目指すロードムービー

 

女子高生は金がないので自転車で向かい始めて

その様子をビデオカメラで撮っていくことする

 

基本的に女子高生自身がビデオカメラで撮ってる映像を

見ている感じの映画

 

楽しそうなところも、周りの人に助けてもらったりケンカしたり

そういうドキュメンタリーを見てる感じだった

 

映画なのにナチュラルに女子高生なんだよね

 

周りの迷惑よりも自分たちのノリが大事で

謝るときも「すみませーん」って言って

少し離れてから悪口言う感じ

 

助けてもらった人には「本当に、本当に、ありがとうございました」

って興奮した感じでお礼を言いつつも

離れたらすぐ冷めて次のこと始める感じ

 

しっとり夢とか語りあったあと、二日後には大ゲンカする感じ

 

LINEとかTwitterとかを常にチェックして

いない人の悪口を見境なくすぐに言っちゃう感じ

 

地味だけど病的なほど好きなものがある人がいて

「女子らしさ」を武器に年上と話す人がいて

 

はっきり言えば嫌いな女子高生らしさなんだけど

こういう人達はいっぱい見るなと思ってた

 

映画だとはわかってるけれどナチュラルすぎて

「これ実はガチのドキュメントなんじゃ…」

って途中から疑い始めた

 

とりあえず個人的な結論は

「シチュエーションだけ決まってるけど会話はアドリブの

ハルフウェイ方式」

 

2つ終わった後、トークショー開始

 

まず百田夏菜子が生で見れてやっぱり嬉しかった

 

あとハァハァの監督と出演者もいて裏話を聞けたんだけど

「すべて台本通りで、アドリブは語尾くらい」

 

えーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!

 

脚本家がすごいのか、めっちゃナチュラルだったわ

 

女子高生4人組のうち女優は1人だけで

現役高校生であることにこだわったと監督が言ってた

 

すごいよ、この映画すごいよ

 

終わったあとブックオフで少し立ち読みした後に

新宿のタワーレコードに行く

 

今週ももクロがDVDを発売してそのプロモーションの一環で

日本で3か所でVR体験というのができた

 

VRとは全方位を撮影できるカメラで撮って

豪快なサングラスみたいなやつをつけて

その中をのぞくと映像が映ってる

 

右を向くと右の映像が映って

左を向くと左の映像が映る

 

まるでライブ会場のど真ん中に立ってるかのような

体験ができる、そんな感じ

 

これむっちゃすごかった、最新技術すげーよ

 

実家帰ったら教えよう

 

あと新宿タワレコ行ったらオズフェスのTシャツ売ってて

「俺、持ってる~」って思った

 

そのあと小平と飲む

 

お店じゃなくてお酒と食材買って宅飲み

 

小平、から揚げとカレー作ってくれてすごい幸せだった

 

覚えてないほどの雑談をずーっとしてた

 

でもどっかで「金井、前はだたツッコむだけのキャラだったのに

だいぶ変わった、っていうかまだまだ変わりそうだな」

って言われた

 

哲学的なこととか、人を観察して思ったこととか

そういうことは前は言ってなかったらしい

 

そうだったっけ?前からそうだったと思ってたけど

 

小平だから話してたのもあるかな

 

んで終電で帰る

 

ここまで日記史上最長なくらい書いてるけど

実はこのあとがハイライト

 

寝過ごしました

 

降りた駅はコンビニすらない駅

 

そして、スマホの電池も改札出た瞬間になくなった

 

タクシーはいるけど家まで帰れるほどお金もない

 

絶体絶命…だと思ったね

 

駅員さんに聞いたら少し離れた駅の回りは栄えてるから

どこか泊まれるかもしれないということで歩き出す

 

途中のコンビニにタウンワークが置いてあって

そこに千葉県全土の地図が載ってた

 

見ると、正直歩いて帰れない距離ではないなと思ったので

頑張って歩いて帰ることにした

 

さっきの地図も進む方角と大体の距離がわかったくらいで

道なんか一切載ってないので不安しかなかったけど歩く

 

途中交番で道を聞いたりしながら

車すら通らない深夜の道をひたすら進む

 

昨日の久しぶりの試合で全身筋肉痛

昨日寝たのは3時間

小平とは気分良くて飲み過ぎた

 

そういう悪条件の中で深夜の散歩

 

心が折れることはなかったけど漠然と不安で

家に着けないんじゃないかとうっすら思ってた

 

朝6時頃、無事家に着いた

 

感無量です

 

本当に、本当に、良かった

 

おわり